あらすじ妖騒動からひと月。夏花は東宮の正体と本心に触れるも、こちらを避け続ける態度に不満を覚えていた。ある日、東宮妃候補たちは藤原家の別荘で若君の実母・紫女御と対面する。彼女の前で自身を偽る東宮の姿に胸を痛める夏花。だが厳重な警備の中、東宮の室に突き立てられたのは鬼が憑くという《呪いの桃の枝》! 東宮が呪われたのではと不穏な空気の中、今度は夏花がさらわれてしまい!? 想いと真実を巡る恋絵巻・第二弾!! 【電子特典】書き下ろしショートストーリー「思い出の花」を収録。