あらすじこの世でもっとも呪わしいもの―、魂が心安らぐべき場所を脅かす悪魔。広告代理店に勤める鉅賀くみ子は都会の喧騒を離れ、南海の楽園・石垣島に来ていた。ところが、青空のもと、白砂のビーチに異臭を放つサンゴの塊がとつじょ出現する。サンゴの上には苦しそうにうめく三本足の鶏―。楽園は不気味な気配につつまれる。が、この不吉な光景は恐るべき神々の怒りの予兆にすぎなかった。風水ホラー第2弾。