「妖精が性的快感を得たらどうなるか、気になるな――ちょっと調べさせてもらおう」
愛する第二王女・クラリスのため、「妖精」を名乗り第一王女派を切り崩していく一雄(かずお)。
それに待ったをかけたのは敵腹心の魔女・イジェルタだった。
焦った一雄は夜な夜な彼女に接触しようとするが、それは妖艶な魔女の罠で……?
「びくびくしてるね、妖精さん。ここが気持ちいいの?」
目に見えない一雄の存在を確かめるように熱く囁かれる吐息に、
透明ななにかにひしゃげるやわらかい乳房──イジェルタのテクニックに透明人間もたじたじ!
王位争奪戦が激しくなるなか、クラリスの居室でまさかの事件が。
そして、一雄とクラリスの恋の行く末は?
異世界透明人間物語、フィナーレの第3巻!
同梱特典:キャラデザインを巻末に収録