月刊「星ナビ」2023年10月号は「プラネタリウム100周年大特集」。1923年にドイツで近代的なプラネタリウムが誕生してから1世紀。4500個の星から始まったその歴史と魅力を思いっきり味わえるスペシャルな一冊です。巻末の「全国プラネタリウムマップ2023」では、日本に300近くあるプラネタリウム施設それぞれの投影機の種類やドームの大きさ、座席数などのデータを地図とともにまとめました。プラネタリウムはどんなふうに生まれて、進化し、世界へ広まっていったのでしょうか。世界有数のプラネタリウム大国である日本に、戦前、初めてプラネタリウムの星が灯った日のこと。今この瞬間も進化し続けるプラネタリウムの未来。多様で個性的なプラネタリウムの楽しみ方まで、ワクワクがとまらない大特集です。連載著者の方々にも、プラネタリウムをテーマにしていただきました。「気持ちの良い」月の写真をめざすシリーズ「デジタルカメラで高精細な月を撮る」も4回目。月面をきめ細やかに仕上げるためのシャープフィルターを中心に、適切なパラメーターの見極め方など、仕上げまでの画像処理を具体的に紹介しました。ウクライナにも日本と同じように星空を愛し、天体撮影を楽しみ、広める活動を続ける人々やグループがあります。昨年ウクライナから日本に避難しているプラネタリウム解説者のオレナ・ゼムリヤチェンコさんが、アマチュア天文家の活動と戦禍での困難な状況を伝えます。ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。・西村彗星発見 9月に明け方の空で肉眼等級に・12月12日 小惑星によるベテルギウス食・天文学者が郡山に集結! APRIM2023・天文同好会OGが描く天文部小説「アンドロメダの涙」