月刊「星ナビ」2021年7月号では、オーナーの趣味全開ワールド、3軒の「ガレージメーカー」を訪問しました。ギリシア神話のアスリートに声援をおくり、アイデアあふれる小型望遠鏡でのパルサー観測に学ぶ充実の一冊。パラボラアンテナが目をひく表紙が目印です。
「天文機材を自作しているうちに、趣味が高じて仕事にしてしまった」というガレージメーカーオーナーのみなさん。自らが欲しいと思う製品を作り、同好の士に販売する「SS-one」「ビノテクノ」「K-ASTEC」の3軒を訪問しました。
星空とつながる巨大装置-パラボラアンテナに魅せられて、各地へ足を運び「パラボラ星景」を撮る宇津巻竜也さん。星景写真のモチーフとしてのパラボラアンテナの魅力やロケハン・撮影のポイント、おすすめのスポットを、作品とともに紹介。
高速で自転するパルサーや、変光する赤色巨星などの光度変化を効率よくとらえるにはどうすればいいのか。山形大学の中森健之さんがアイデアを駆使して口径35cmの小型望遠鏡で観測に挑みます。
4年に1度、5日間行われた古代オリンピック。スケジュールは? どんな競技? 優勝者に与えられるものは? ふたご座やぎょしゃ座、ペルセウス座など、星座神話に登場するアスリートたちの活躍、そして古代オリンピックの実像に迫る後編です。
ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。
・おかげさまでアストロアーツ創立30年
・カシオペヤ座の新星が急増光
・北海道の川湯パークサービスセンター 会議室でプラネタリウム
・日露戦争中に落下した「岡野隕石」記念碑建立
・アメリカでお宝発見! 明治時代の皆既日食スケッチ
・マユコのラボ訪問 相互作用銀河に人生を重ねる「アストロコミュニケーター」