デジタルカメラの高感度化によって15秒ぐらいの短い露出でも星が写るようになったことから、星を見に出かけた仲間たちと、「星空記念写真」を撮ることができるようになりました。星を見上げていたり、カメラを構えている友人、そして星仲間との思い出を残すためにカメラの前でしばし動きを止めてみましょう。
天体写真話題では3回シリーズで「ラッキーイメージング」を取り上げます。「ラッキーイメージング」とは、数秒露光といった短い露出で何百枚も連写して、その中からシャープに写ったカットだけを選んでコンポジットしようという手法です。月や惑星の撮影ではおなじみの手法ですが、星雲や星団の撮影にも応用されるようになってきました。
「星の都の物語」は、ドイツ後編です。ドイツには宇宙と人をつなぐものが二つ生まれました。ひとつは、前編で紹介した「近代ロケットの祖・V2」です。もうひとつが人工の星空を作りだす「プラネタリウム」です。1923年、世界で初めてプラネタリウムを作ったツァイスの本拠地イエナを訪ねます。
2019年はアポロ11号の月面着陸から50年にあたります。そこで、CMOSカメラの動画スタッキングで捉えた高解像度画像を使って、月面名所巡りを始めることにしました。新連載「月ナビファイル」第1回は「コペルニクスクレーターとその2次クレーター」を紹介します。
ニュースやトピックでは以下の話題を取り上げています。
・三鷹の地で天体捜索を語る「第2回新天体捜索者会議」レポート
・クラウドファンディングで実現した岡部隕石落下記念碑と60周年記念講演会
・「マックホルツ・藤川・岩本彗星」の発見者にインタビュー