いまでこそ「科学」は一つの学問になっているけれど、もとは宗教や哲学、芸術、医学や生物学など、さまざまな分野の研究が重なりあっていた。アリストテレス、ダ・ヴィンチ、コペルニクス、ガリレオ、ニュートン、ファラデー、ダーウィン、ハーシェル、アインシュタイン、ハッブル……彼らは本書に登場するほんの一部だ。この壮大な物語を通して、無数の人々の小さなひらめきから生まれた発見が結びつき、進化し、科学の発展を支えてきたことに気づくだろう。
(目次)
第20章 目に見えない波
第21章 生きものの樹
第22章 見えないものとの闘い
第23章 世界のたね
第24章 自然界の気ままな粒子
第25章 科学する心
第26章 はてしない宇宙
第27章 時間と空間
第28章 宇宙のはじまり
第29章 ぼくたちの体内にある大図書館
第30章 生命の神秘
第31章 真理を追いもとめて
訳者あとがき
文庫版あとがき