これまで試合に勝ったことがない、メンバーすらそろわない真田学園の弱小野球部。しかし3年のキャプテン・河合十三の必死の勧誘で、3人の1年生が入部した。猿橋大助と海野四郎、そして美少女のマネージャー・霧島彩子の3人だ。これで10人の部員がそろった野球部のメンバーは、彩子によって“真田十勇士(ブレーブス)”と命名される。ところが今度は、悪徳理事長のせいで学園そのものが消滅するといううわさが飛び交う。元理事長の未亡人の要請を受けた真田十勇士の面々は、何とか学園存続のため奮闘するが……。ユーモアとスリルに満ちた学園物語。