あらすじ39番浮遊島の〈最後の獣〉を退け、浮遊大陸群の滅びに猶予を勝ち取ったあの日から、五年。 「オルランドリ商会第四倉庫に、『鏃(やじり)』の提供を要請する」 未だ2番浮遊島に神々を囚える〈最後の獣〉を排除するほか、世界を守る術はなく―― 最後の決戦を前に、妖精兵たちはつかの間の日常を過ごす。 「アルミタはさ、今でも、ティアット先輩みたいになりたい?」 かつて憧れていた景色に手が届く今、幼き妖精兵に訪れる葛藤――そして迫る決意のとき。