あらすじ獣の身を横たえる大鳳を救うべく、雲斎は月のチャクラの活性化を試み、道潅と九十九は修行僧・吐月に、「雪蓮」について情報を求めた。問いに応え、吐月は二人に20年前のチベットでの体験を語るが――。 ※本書は二〇〇一年九月に朝日ソノラマより刊行され、二〇〇九年一月に朝日新聞出版より刊行された作品を、分冊のうえ文庫化したものが底本です。