それは昔…… と言っても2年前の夏のある日のこと。その日は生暖かい風が吹き、なぜか胸騒ぎのする夜だった。導かれるように墓場へと向かった道本が見たものは、なんと、幽霊を一生懸命に捜している “先輩” こと平賀つばさだったのである。なんて素敵(?)な出会いで始まる、愉快な仲間たちの結成秘話! なぜ、凰林ミステリー研究会―― 通称・OMRが、学校でまかり通っているのか? なぜ、“ぼく” こと山城はじめは、“先輩” を好きになってしまったのか……。すべての疑問の答えがここにっ! 超絶美少女だった “先輩” に、かわいい少年だった “ぼく” に、元からオタクだった “タッキー” に出会える、ファン必読の第0巻(6冊目だけど)★