秋人たちの大事な仲間ジブリール。その陽気な式神に異変が起きた。創造主である四阿四季亡き今、彼女が込めた“気”を使い果たし『寿命』を迎えつつあるのだ。そんなジブリールを連れ秋人たちはヨーロッパへ。“四季の守り手だった志摩桜ならきっとなんとかしてくれる”、それだけを頼りに最後のチャンスに賭けたのだが、「な、なにがどうして、こんなことに……!?」 中世の面影を残す古都に乱舞する、水遊びとかネコミミコスプレとか手枷プレイとか!? 遠い異国でもあられもない姿で肌色な大活躍をするタロットたちに、秋人は本来の目的を忘れそうです!? キスから始まる学園アルカナコメディ、ついに世界へ!