激動の体育祭、そして『繚乱祭』を終えた俺達、西木蔦高校二年生は、修学旅行で北海道の札幌市を訪れることに。
だがそこには、何故か居るはずのないアホな後輩とアホな先輩の姿が!
まあ、ここまではある意味で想定内の想定外だったんだが――
「問題ですっ。私は一体誰でしょうっ?」
「は? いや、えっと……誰?」
「貴方を大好きな女の子ですっ」
まるで絵画から飛び出したかのような美女が今、俺に愛の言葉を囁いたのと同時に頬へ柔らかな感触を伝えた――え、何この超想定外の状況? 今回も間違いなく色々ありそうだぜ、なぁひまわり……。