30年に一度、マウルス国で開かれる剣術大会の優勝者がハルキ・ヤシロに決定した。
勝者を讃えるため、女王の前で膝をついたハルキ。優勝者への褒美はなんと、女王の娘・ユアンだった!?
「…………はい?」
声を合わせて同時に聞き返すハルキとユアン。彼らは騎士訓練学校の元クラスメートではあったが、身分の違いからハルキはまともにユアンに話しかけることすらできず、美しい身なりと優しい性格、そして剣や馬術の実力に憧れを覚えながらも密かに見守るだけだったのだ。
突然の婚約により離宮で暮らすことになったハルキだが、婚約してからというもの、ユアンの性格が豹変し……?
「聞いているのっ! 服を脱ぎなさいと言ったのよ!」
素直になれない王宮生活。ツンな姫騎士はいつデレる!?
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