天涯孤独の玩具職人のイリスは『王子専属』になってほしいという依頼を受けて王城へ赴く。
その王城で煌びやかな外見をした男性ルートヴィヒに突然くちびるを奪われてしまう! イリスは動揺のあまり男を勢いよく張り倒してしまったが……。イリスのくちびるを奪った男は、なんと王子ルートヴィヒだった!?
イリスはなぜか罰されることなく『衣食住付きで高額の給金』という魅力的な条件を提示され……。
世間知らず・物知らず・常識ナッシングな王子だと思っていたルートヴィヒは幼い子どものように純粋で、イリスは戸惑いながらも少しずつ交流を深めていく。
だが、ある依頼がルートヴィヒを変貌させる。
「いっそ手も足もバラバラに壊してしまえば、イリスは自分だけのものになるか? あの人形みたいに」
独占欲が暴走するルートヴィヒはイリスの体を蹂躙し――!?