「シアンと申します」
凛と伸びる背筋、しなやかで長い黒髪、深い青色の瞳──。
義兄ゴーシュに連れられてやってきた奴隷市場。そこで商家の跡取り息子ルネが出会ったのは、ミステリアスな雰囲気の愛玩奴隷だった。
瞳の色に惹かれ即座に購入するが、屋敷で食卓についた途端、神秘的なオーラは一変!
「このスープ、めちゃくちゃ美味しいですね!」
そのあとも食事のたびにくるくると表情を変えるシアン。
食いしん坊な奴隷少女は、夜の閨でもご主人さまの耳や唇や初心な男根を蕩かすように食んでくれる。
若さと性欲に流されないよう買い与えられた愛玩奴隷に、ルネはどこまでも惹かれていって──。
真面目で初々しいご主人様と食いしん坊な愛玩奴隷によるひとつ屋根の下の成長物語。
「小説家になろう」の男性向けサイト「ノクターンノベルズ」で実施した第2回次世代“官能”小説大賞、《金賞》受賞作、新たな主従の物語が紡がれる!