あらすじデジタルディスラプションに代表される急激な時代の変化により、既存企業が新興企業に取って代わられると考える人が少なくない。しかし実際にデータを見ていくと、約25年前に存在していた企業の大半が、今日においても順調に事業を運営しており、この見方は必ずしも正しいものではないとわかる。本書ではまず、ディスラプションが既存企業を苦境に追いやるという多くの人が持つ誤解を解き、正しく将来に備えるための助言を行う。そのうえで、ディスラプション時代を生き抜いてきた既存企業の事例を交え、破壊的変化をもたらす相手(ディスラプター)と戦う4つのアプローチを紹介する。 *『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー(2022年4月号)』に掲載された記事を電子書籍化したものです。