ただ単に「おカネをたっぷりと貯めておけば安心」というのは、現代にはあてはまらない考えになりつつあります。
勤勉におカネをコツコツと貯めて使わないようにするよりも、いまの時代はおカネを必要に応じて貯めて、有効に利用するという「おカネの扱い方」のほうが賢い知識となってきています。
では、実際にどうすればいいのか……!? おカネを貯めて、いろいろな利殖方法を細かくチェックして運用する。でも、思うようには増えず、「労多くして益少なし」ということがほとんどでしょう。
むしろ、何ごとも「めんどくさい」と思うようなズボラな人ほど蓄財には向いています。おカネに細かくなる必要はありません。そのズボラな性格のまま、視点だけを少し変えておカネと付き合ってみればいいだけなのです。