かつて神々が人間と交わることによって生まれた存在――半神半人(デミゴッド)。彼らは皆、その身に神の力を宿していた。そしてデミゴッドたちもまた人と交わり、親から子へ、子から孫へ、神々の血と力は脈々と受け継がれていった。そして現在、冥府の王ハデスの末裔「斜出昏夫」(はすでくらお)は、自らの命を狙う刺客を返り討ちする日々を送っていた。『知恵と戦の女神・アテナ』の末裔たる「御剣明日那」(みつるぎあすな)との激しい戦闘の末なんとか彼女を倒した昏夫は、彼女の美貌に欲望を抑えきれずついエッチなお仕置きをしてしまう。それからというもの、昏夫を狙う刺客との戦いは苛烈さを増していき……?「お、おやめなさいっ……あ、あうっ……不浄な手で、私に触ることなど……」神々の末裔たちの戦いがいま始まる!
オシリス文庫では、純愛からアブノーマルまで、過激な妄想を刺激する小説を刊行中。最新情報はレーベル公式サイトへ!