既刊(1-12巻)

13th Note (6) 6つの種から始まった

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出版社:
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200
全身から鳥肌が立った。 時々目と目を合わせて呼吸を確認する。 演奏を通じて学校での短い会話の何百倍ものコミュニケーションをしていると思った。 音を通じてお互いまだ知らないそれぞれの音楽や人生や家族の話をしているかのような 楽しいやり取り。スティーブも頬を紅潮させて汗びっしょりだった。(本文より) 東北で大きな地震があった年の夏、 「NYのみんなが元気になれるような夏祭りを企画してもらえないか?」 と富ジャズから提案があった。 日本にいた頃、夏祭りのようなコンサートをやっていた時期がある。 「納涼千里天国」だ。 話を聞いた時、「納涼」をNYの富ジャズに置き換えてやってみると面白いかもしれない と思った。期間は6日間。タイトルを「6 Seeds (6つの種)」にし、 6人のゲストとセッションして作る6つのストーリー。 蒔いた種からやがて芽が出る日が来るかもしれないし、来ないかもしれない。 ちょうどその頃知り合ったスティーブミルハウス(ベース)とのデュオを基本に、 人選に取りかかる――NYジャズ武者修行はまだまだ続く。【読了時間 約25分】 大江千里・おおえせんり 1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し相棒(ダックスフンド♀)を連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズフェスティバルには2年連続出演。現在は米国内で積極的なライブ活動を展開中。NYジャズ留学の前半を綴った『9th Note』全12冊、日本家屋体験エッセイ『僕の家』全4冊を配信中。
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「13th Note」シリーズの作品情報

あらすじ

全身から鳥肌が立った。 時々目と目を合わせて呼吸を確認する。 演奏を通じて学校での短い会話の何百倍ものコミュニケーションをしていると思った。 音を通じてお互いまだ知らないそれぞれの音楽や人生や家族の話をしているかのような 楽しいやり取り。スティーブも頬を紅潮させて汗びっしょりだった。(本文より) 東北で大きな地震があった年の夏、 「NYのみんなが元気になれるような夏祭りを企画してもらえないか?」 と富ジャズから提案があった。 日本にいた頃、夏祭りのようなコンサートをやっていた時期がある。 「納涼千里天国」だ。 話を聞いた時、「納涼」をNYの富ジャズに置き換えてやってみると面白いかもしれない と思った。期間は6日間。タイトルを「6 Seeds (6つの種)」にし、 6人のゲストとセッションして作る6つのストーリー。 蒔いた種からやがて芽が出る日が来るかもしれないし、来ないかもしれない。 ちょうどその頃知り合ったスティーブミルハウス(ベース)とのデュオを基本に、 人選に取りかかる――NYジャズ武者修行はまだまだ続く。【読了時間 約25分】 大江千里・おおえせんり 1960年9月6日大阪生まれ。1983年デビュー。2008年、ジャズピアニストを目指し相棒(ダックスフンド♀)を連れてNYの音楽大学へ留学。ジャズアルバム『boys mature slow』『Spooky Hotel』をリリース。東京ジャズフェスティバルには2年連続出演。現在は米国内で積極的なライブ活動を展開中。NYジャズ留学の前半を綴った『9th Note』全12冊、日本家屋体験エッセイ『僕の家』全4冊を配信中。

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