あらすじ「末法の世」を迎える平安末期に興隆し、既存宗派の激しい弾圧を乗り越えて、後に続く鎌倉新仏教に多大な影響を与えた浄土宗とは何か。中国伝来の浄土教の基礎知識から掘り起こし、開祖法然の教えや生涯、法然以降の分派、知恩院や増上寺ほか主要寺院の由来等を丁寧に解説。「香偈」「誦経(四誓偈)」「一枚起請文」「仏説阿弥陀経」をはじめ、日ごろ勤行される経典もふりがな付きの原文と丁寧な現代語訳で一冊に収録する。基本の「き」から浄土宗がよくわかる、書き下ろしの仏教入門。 第一章 浄土教の基礎知識 第二章 浄土宗の主な経典 第三章 法然の生涯と教え 第四章 法然以降の分派 第五章 浄土宗の主な寺院