あらすじ貢の母・和子のところに、「衛生ボーロ殺人事件」と書かれた原稿が送られてきた。内容は、和子の高校時代の部活の仲間が、当時のコーチだった先生の誕生日に集まる席で事件が起きるというもの。作者は「中野芳江」とあるが、和子は3年前に死んだ「上野久江」をかたっているのではないかという。そして誕生日の当日、10人の教え子が集まった中、そのうちの2人が死んだ。不思議なことに2人の鼻の穴の中には衛生ボーロが……。有季と貢に新入りの真之介も加わった2A探偵局の面々が不可解な謎に挑む。