あらすじ主催の東丈が不在のまま継続された「GENKEN」のセミナー。井沢郁江の強力な人心掌握術を目の当たりにし、その独断と専行に一部の幹部会員からは反発が出てきた。秘書室の幸代が、会長の丈が不在の間は、何事も幹部会員の合議制で決めるべきだと郁江を非難すると、これに対し郁江は、自分が丈から会の運営を任されたのだと告げた。ショックを受けた幸代は血相を変えて部屋を飛びだしていった――。その時、入れ違いに入ってきた田崎と白水が、恐るべき情報を持ち込んできた……! 幻魔に打ち勝つ唯一の方法、光のネットワークは完成できるのだろうか? SF作品の金字塔、シリーズ第16弾!