他界した双子の兄に代わり、「怪盗」 を目指して森ノ宮学院に入学した杉崎渉。優秀生(セレクト)にも選ばれ、順調に怪盗への道を駆け上がる渉は、怪盗界のイリーガル 「マスカレード・サーカス」 の首領となった友・神代明夜との再会を果たす。だが、彼から告げられたのは 「八尋が生きている」 という渉にとっては嘘のような真実だった……。 兄がコープスの幹部・ライアーとして生きていることを知り動揺する渉の前に、困惑させる張本人である《不在証明の槍(ロンギヌス)》を持った八尋が現れる。そして、彼が語った驚愕の真実とは ── !? 虚構と現実が絡み合い、怒涛の展開を迎える学園ファントミック・アクション第3弾!