あらすじあの事件から二週間が過ぎ、片倉優樹と山崎太一朗の生活につかの間の平穏な時間が戻ってきた。仕事が終わった後、太一朗と居酒屋で酒を飲んだその帰り道、優樹は首に血の付いた女性を見かける。訝しく思う優樹だったが、悪い予感のとおり、翌日、浦木から連絡が届いた。ひとりの吸血鬼を追って聖堂騎士団が日本にやってきたというのである――! そしてそのアヤカシと相対した片倉優樹の胸中に去来したモノとは――?