花火は夏の風物詩であるとともに古くから身近な存在として日本人に親しまれてきました。そんな身近な花火ですが、いざ写真に撮ってみようとすると簡単にはいかず、撮るのが難しい被写体です。本誌では、そんな花火の撮影や基礎知識について詳しく解説しています。実際の花火大会での撮影で、どんな機材やグッズが必要なのか? 花火撮影の基本はどうすればいいか? といった基礎的な解説にはじまり、被写体である花火についての基礎知識、より高度なテクニックを駆使した撮影まで、本書を理解することで美しい花火を撮影することが可能になります。また、筆者が厳選した100か所に及ぶ「花火大会ガイド」も収録。本書は5つのパートで構成されています。「巻頭ギャラリー 華火」は、至極のフォトギャラリーです。筆者渾身の花火写真の世界をお楽しみください。「1章 花火を撮りに出かけよう」は、実際に花火大会に出かけ花火撮影することを想定した記事です。カメラや機材、持っていきたいグッズの解説から一通り花火が撮れるようになるまでの基本的な撮影方法について解説しています。「2章 知っておきたい花火の基礎知識」は、身近な存在にも関わらず意外と知らない花火について、その歴史や、種類、打ち上げ方法、しくみ、鑑賞のポイントなどをひも解きます。「3章 花火撮影スペシャルテクニック」は、打ち上げ方法や、花火の種類別、モチーフとともに花火を撮影する方法など、テーマごとにより高度な撮影方法について解説します。「4章 厳選!オススメ花火大会ガイド100」は、筆者がオススメする花火大会を100か所厳選して、開催の場所や時期、見どころを解説します。