『お前にこれ以上、ヴァイオリンを続ける価値はない』 相も変わらず、公民館の職員をしつつ竜ヶ坂商店街フィルハーモニー、通称 『ドラフィル』 でコンマス(兼、団員のトラブル解決係)を続けていた響介。しかし急にかかってきた父・藤間統からの電話と唐突なその物言いに、響介のヴァイオリンの音色は大きくかき乱される。 そんな彼に発破をかける七緒だったが、彼女の元に送られてきた 『ある物』 により事態はより混迷を極め―― !? 商店街の個性的なメンバーで贈る 「音楽とそれを愛する人々の物語」 待望のシリーズ第2弾が登場!