〈黄金の朝〉と名乗る者による殺人事件が、全国で連続して起こっていた。東北、北陸、関東、関西、九州と現場はバラバラだが、詳しく調査していくと、被害者全員がオンラインゲーム〈リバース・オンライン〉のユーザーだと判明。 情報通信保安庁警備部の御崎と篠木が、ゲームの運営会社・株式会社リバースを調べると、他の社員は確認できたものの、社長の雨宮だけが行方不明となっていた。彼の足跡を追ううち、御崎たちは、あの〈AetΩ〉事件とのつながりを見つける――。 第20回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞作の人気シリーズ、ついに完結!