「ぜったい、ぜったいなんとかなるの!」 人類と魔法士の戦争は続いており、戦いの趨勢は、雲除去システムをどちらの陣営が起動させるかにかかっていた。事態が新たな局面を迎えるなか、シティの指導者たちはマサチューセッツに取り残された難民たちを囮に使う、最悪の作戦を開始する。事態に気づいたファンメイとヘイズは、絶望的な状況であると知りつつ、難民たちを救うために出撃する。 その頃、大切なものを失った天樹錬は出口の見えない状況の中で、自問自答を繰り返すことしかできなかったが――。 星の光が潰える時に、希望の種は芽吹くのか。『破滅の星』編、ついに決着!