迎賓館赤坂離宮で、日本の主要五エリアによる首脳会合が開催される。議長国の東京エリア国家元首・聖天子が迎えたのは、大阪、仙台、博多、北海道の四エリアを代表する、クセ者の首相たち。五エリアの融和を説く聖天子に対して、のらりくらりと同調を示さない彼ら。各エリアの思惑が交錯し、成果も出ないまま会談が終わろうとしたとき、仙台エリア首相・稲生紫麿が爆弾発言をする。「東京エリアには『七星の遺産』というものがあるそうですが――」 機密情報が漏れていたことで混乱する聖天子をめぐり、会談は紛糾する。やがてこのことが、エリア間の全面戦争にまで発展していく。そして聖天子の姿は、聖居から消えてしまうのだった……! TVアニメ化の話題作、第7巻が登場!!