受験や就職、恋愛や結婚に至るまで、さまざまなところで今の若い世代を縛り付けている、見えない呪い……。それが「親の信じる昭和的価値観」です。
右肩上がりに給料が上がる時代ではなく、いまや共稼ぎがあたりまえ。親世代と同じような家庭を築くのは実は難しいことです。それなのに、意識の底には「いつかはローンを組んで家を買わなきゃ」「やはり専業主婦のほうがいいのでは?」といった思いは残ってしまっている。
そんなふうに親の価値観を内面化してしまい、モヤモヤと悩んだ経験のある小島さんが、「親の呪縛から解放され、自分なりの生き方を模索するために必要なことは?」「これからの変化の時代に、私たちはどんな生き方を選択すればいいのか?」を体験談とともに語ります。【読了時間 約14分】
親の呪縛に苦しんでいませんか?
■若い世代を縛り付ける、見えない呪い!?
■家を買うことが、まったく自分に合わなかった!
■妄想できる自由が、呼吸を楽にする
■昭和的価値観は今の時代と完全にミスマッチ!?
■「昭和的価値観」が滅びない理由
■ブランドは人の生きる場所を狭めてしまう!?
■“新しい価値観”に最初に乗り込む世代
■「生き残る」ってどういうこと?
小島慶子(こじま・けいこ)
タレント、エッセイスト。1972年、オーストラリア生まれ。 学習院大学卒業後、95年にアナウンサーとしてTBSに入社。
第36回ギャラクシーDJパーソナリティー賞受賞。2010年にフリーとなり、 ラジオ、テレビ、雑誌など多様なメディアで活躍中。
著書多数。 著書に「気の持ちようの幸福論」「解縛(げばく) しんどい親から自由になる」ほか多数。