12月号は、総力特集「短歌の〈読み〉を考える」。
昨今、短歌における世代間断絶が言われますが、その理由は作風ではなく「読み方」に隠されているのかもしれません。意外と知られていない「歌の読み方」を徹底考察します。
佐佐木定綱氏、竹中優子氏による角川短歌賞受賞第1作とエッセイを掲載。
カラーグラビア「31文字の扉」第12回は、内藤明氏と井上弘美氏による競詠&対談をお届け。
巻頭31首は玉井清弘、永田和宏、水原紫苑、大口玲子の四氏です。
■連載エッセイ「戦争と少女」…馬場あき子
■歌人の朝餉…今野寿美
■歌人の晩酌…俵 万智
【連載】
■一首鑑賞
「古典この一首」…藤井幸子
「豊穣の時―熟年歌人の歌」…永平 緑
「今月の古語」…堀井しのぶ
「今月の花」…矢澤靖江
■エッセイ
「平安の女友達」…酒井順子
「歌のある生活」…島田修三
「やさしく、茂吉」…秋葉四郎
「作品連載 季節の歌」…花山周子
「日本歌紀行」…田中章義
「てのひらの街」…小原奈実
「大学短歌会が行く!」…法政大学短歌会
■書評
久我田鶴子歌集『菜種梅雨』
永田和宏著『あの午後の椅子』
井口和榮歌集『木橋のむこう』ほか
■歌壇時評…魚村晋太郎、佐佐木定綱
■短歌月評…島田幸典
■歌集歌書を読む…平林静代
■全国結社・歌誌展望…三井ゆき
■角川歌壇 選者…久々湊盈子、三井修、坂井修一、水原紫苑
■題詠 今月の発表は題“野”。選者…中西洋子
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