冒頭から引っ張り続けた奇形種だが、あれは目から侵入した坂モノとタンパク質が育って転生したもの?だよね。仁が階段から落ちてタイムスリップしたのちは、奇形種は現代に残されたままになっちゃうんだけど、どこ行っちゃったんだろうね。そこだけが謎。
時間の流れがいくつかあって、結局、最後はタイムスリップ仁が、仁が変えてしまったパラレルワールドの世界へと戻って?来る。つじつま合わないんだけど、深く考えちゃダメ。ま、あの時代のペニシリンができちゃうと、本来死ぬ人が死ななかったりするわけで、明治仁から現代仁へと続く過程で、おばあさんが違う人になったりと違う遺伝子が入ってきたりで、仁が生まれなかったりするタイムパラドックスが起きてしまう。そう考えると物語が成立しなくなってしまうから、そういうことは御愛嬌なんだろう。
綺麗な終わり方だったかもだけど、すっきりはしない。