神によって呪われた異世界へ「救世主」として召喚された、平凡な高校生・香芝省吾。「代行者」との戦闘中に「血族」と名乗る集団によって連れ去られた省吾は、彼らの暮らす地でレネゲイドが伝えるものとは違う、また別の「真実」を知る。それぞれの正義のあり方に揺れる省吾だが、自らの大切な存在を守るためにレネゲイドへと戻る。だがそこで待ち受けていたのは、最愛の姫巫女・メリニの解任だった。花梨、そしてメリニまでも奪われた省吾は、二人を奪還する決意を固める。その裏で、「イコノクラスト」の性能を確かめるような動きを見せていた「代行者」が新たな動きを見せるが――。いよいよ佳境に突入した本格異世界ファンタジー第7弾!