特集は「ちょう(しんにょうに召)空賞受賞歌人競詠 題詠「昭和九〇年」新作7首+エッセイ」。歴代ちょう(しんにょうに召)空賞受賞歌人たちによる圧巻の大競詠とエッセイでは、混沌の時代「昭和」を改めて見つめなおします。特集「歌歴・年齢別「うたの道」案内」。異例の「該当作なし」となった「第49回ちょう(しんにょうに召)空賞選考委員選評」、それを受けた特別企画「短歌賞を考える」。新連載に「歌人の晩酌」、第1回は福島泰樹氏にご登場いただいております。巻頭作品31首は、平井弘・川野里子・加藤治郎の3氏。
【連載】
■一首鑑賞
「忘れられない歌集」 春日いづみ
「父性」 長澤ちづ
「古典この一首」 高久 茂
■評論
「詩の点滅―現代詩としての短歌」 岡井 隆
■エッセイ
「てのひらの街」 溺愛
「ハナモゲラ短歌」 笹 公人
「やさしく、茂吉」 秋葉四郎
「日本歌紀行」 田中章義
「大学短歌会が行く!」 東北大学短歌会
■書評
加藤治郎歌集『噴水塔』
森本 平歌集『讒謗律』ほか
■歌壇時評 小塩卓哉・田中 濯
■短歌月評 佐藤通雅
■歌集歌書を読む 塚本 諄
■全国結社・歌誌展望 平林静代
■誌上添削教室 百々登美子
■公募短歌館 選者 森山晴美・大島史洋・古谷智子・安田純生
■題詠 今月の発表は題“印”。選者 楠田立身
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