特集は「時代を担う20代歌人の歌―若手10歌人大競詠・同時批評」。小島なお、野口あや子、大森静佳、藪内亮輔ら注目の若手歌人10名の新作7首を岡井隆、馬場あき子、佐佐木幸綱らベテラン歌人たちが同誌面で批評します。第2特集は「短歌のちから―韻文詩のレトリック」。採録インタビュー・「桜はどう歌われてきたか」(水原紫苑、聞き手・林 和清)。巻頭作品31首は伊藤一彦・高橋睦郎・栗木京子・坂井修一の4氏。
【連載】
■一首鑑賞
「忘れられない歌集」…小林邦子
「父性」…嵯峨直樹
■評論
「詩の点滅―現代詩としての短歌」 …岡井 隆
「リレー評論・現代短歌の60年」 …島田幸典
■文法
「名歌で学ぶ文語文法」(最終回) …橋本喜典
■エッセイ
「古典この一首」…清田由井子
「てのひらの街」…山口文子
「ハナモゲラ短歌」…笹 公人
「日々のいろいろ」(最終回)…大下一真
「やさしく、茂吉」…秋葉四郎
「日本歌紀行」…田中章義
■書評
日高堯子歌集『振りむく人』
志垣澄幸歌集『日月集』ほか
■短歌月評…佐藤通雅
■歌集歌書を読む…塚本 諄
■全国結社・歌誌展望…平林静代
■誌上添削教室…百々登美子
■公募短歌館 選者…森山晴美・大島史洋・古谷智子・安田純生
■題詠 今月の発表は題“光”。選者…大塚布見子
※電子版には付録・応募用紙・応募ハガキは付きません。あらかじめご了承ください。
※電子版ではプレゼントの応募や投歌ができません。あらかじめご了承ください。