最低最悪の相性ながら、何とか初任務を成功させたヴァレリアとディー。その一件から"魔紋(ヒエラティカ)"を消す力の存在を知ったイサークは、ディーの愛剣ジャギエルカの開発者であるキケから、かつてともに"魔法工学(テクノロキア・マレフィカ)"を研究していた人物の情報を入手する。そしてその者が滞在していたというビラノバへ、ヴァレリアたちに加え、もう一人の"神巫(ドミナス)"カリンを派遣することに決めるのだが--! 正反対の二人の"神巫"が、"神聖同盟(リガ・サントゥレアール)"を取り巻く暗雲に迫る第2巻!