あらすじ終戦直後の東京・ドヤ街。誰もが今日を必死に生きていた時代。復員兵の西郷は、ふとしたことから孤児の未知夫とバーの踊り子・朱里と疑似家族のように暮らしはじめた。貧しい中で、ささやかな幸せをかみしめる3人。その頃、街では人食い鬼の仕業と噂される猟奇的な連続殺人事件が起こっており、犯人として西郷が疑われてしまう。そんな彼を助けたのはダイドウジを名乗る人物だった――。大道寺と大導寺。死者たちの宴に彩られ、彼ら一族の忌まわしき過去が紐解かれていく。シリーズ第5弾!