あらすじ隠された香の原木をめぐり、争いを続ける組合と改革派貴族。睨み合いが続くなか意外な事実が明らかになる。この対立を画策したのは実は組合側の委員モトリゾ・グルージだったのだ。争いに乗じて香を独占し、キルステナンをも手中に収めようとしていたのだが、その目論見もカルナーによって阻止されてしまう。窮地に陥ったグルージは、パウイを攫い大湿地帯(ティオライ)へと逃亡。パウイ奪還のため、カルナーもまた未開の地、ティオライに赴くことを決意したのだった。砂漠神(レクメテ)シリーズ、緊迫の第2弾!