あらすじ幼い頃から病弱で、両親からも顧みられなかった澄音は、親代わりにずっと面倒を見てくれている遠縁の弁護士・宇梶宗佑のことを密かに想い続けていた。しかし、溺愛と言えるほど澄音を大事にする彼との距離は、近すぎて却ってままならない。そのうえ宗佑の気持ちを知りたくて、幼なじみの月花(るか)と付き合うことにしたと告げてみても、逆にあっさり応援されてしまう。だが、自棄(ヤケ)になって自宅を飛び出した澄音は、宗佑に押しとどめられ、抗うこともできずに抱かれてしまい──。 ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください