あらすじ宮城篤史が、ついに20回目の自殺未遂を達成したその日。「センセのお答えしだいでは、センセを殺して自害する気できました」――。遠野遼一郎の屋敷に、着流しでいきなり押しかけてきた自称ファン・毛利直樹。彼が持ち込んだ奇妙な難事件とは? そして、それ以上に厄介な奴・遠野美雪(よしゆき)。遼一郎の息子の彼が、“父から篤史を奪うために”奮闘するエピソードほか、<厄介な連中>の懲りもせぬ迷走と活躍を描く絶好調のシリーズ第2作! ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください