あらすじ「私を買ってください」。ひとりの少女の言葉。それは黒衣の剣士フレオリックと自称相棒のピュティアを、街の闇に蠢く醜悪な影へと誘う招待状であった。謎の黒装束の刺客がフレオリックを襲い、奇怪な怪物がその行く手を阻む!やがて、凄惨な死闘の果てに、彼らは悲しい結末を迎えようとしていた!!(「斬月」より)。冷酷な剣鬼フレオリックと元盗賊のピュティア―出会うべくして出会ったふたりの強い絆を、10作の物語が描き出す。脅威の書き下ろし7作!月蝕紀列伝シリーズ初の短編集。