眠った間だけ予知能力を使える超能力者・木枕コトハ。そのくせ一人では眠れないコトハのため、今日も俺は校舎の屋上で彼女の枕となり、お昼寝の練習を手伝っていた。コトハが眠ると現れるもう一人のコトハ(赤)とも仲良くなる一方、事故で唇を重ねてしまって以来、姫さまこと同級生の小日向蓬子は目も合わせてくれない。そんな中「わっ――私と、プールに行ってください……ッ!」「………………はいっ?」「仕事ですからッ、仕事ですから、仕方ないですよね!」突然、俺は姫さまにプールでのある特訓に誘われる――。不器用な少女の想いが溢れる、安眠系ラブコメ第二弾!