あの告白以来どこか態度がぎこちない、男装執事少女こと近衛スバル。おいおい、ちゃんと約束を交わしたってのに、なんでそんなに嬉しそうじゃないんだ……? という思いを抱えつつも、俺は奏のしゃっくりに振り回されたり、紅羽と格ゲーをしたり、ナクルの告白騒ぎに付き合わされたり、マサムネがバイトしているメイド喫茶の手伝いに行ったりで夏休み終盤を過ごしていた。そんな中、スバルが俺の家にやってくる。どうやら、奏のために料理を作ってあげたいので協力してほしいらしいが……? 学園執事ラブコメ第五弾! 訪れる夏の終わりは、新たな物語の始まりを告げる――。