自分の「王国」を造り、王となった立木ヒロは「王国」の解体を目論む刺客に狙われながらも、魔術師の麻奈や司祭のセシリアと共に奇妙な同居生活を送っていた。ある日、麻奈の買い物に付き合わされたヒロは会話に夢中になるあまり、見知らぬ町に迷いこんでしまう。そこには師匠と修行に励む同級生・長川律の姿と、地面に突き刺されたまま誰も抜くことができないという「神剣」があった――。「神剣」を狙う謎の存在、師匠の正体に苦悩する「王国」の騎士・律、激突する巨大な力と力の前に、ヒロの「王国」が下した決断とは!? 本格王国ファンタジー第2弾!