あなたは「ちょっと不幸な」人になりたがっていませんか!――幸せの実感がつかめない。自分の居場所が見つからない。自分は不幸だと思うと安心する……。そんな「ちょっと不幸な」人が、「ちょっとシアワセ」になるにはどうしたらいい?
●親に上手に甘えられなかった人は、長じて、人との距離がうまくとれず、上手に甘えられなくなるとされている。自分はどうせだめな人間だと思いこんで、教師や上司や先輩が目をかけてくれることや、素敵な異性から声をかけられるなんてあり得ないと思い、仕事にも恋にも身が入らない。そうして結果が悪ければ、ついすねてしまったり、自分にはいい出会いがないと嘆く。そして愚痴の多い人とか、つきあいにくい人というレッテルを貼られてしまう。上手に甘えられないことからはじまる悪循環だが、本人にしてみたら、まさに自分は「悲劇の人」ということにる。――(本文より)
●この本に出てくるちょっと不幸な人たち
・常に神を探し求める人
・豊かさの中で育った人
・注目されたい人・ほめられたい人
・とにかく相手にされたい人
・運がすべてだと思っている人
・バブル長者になれなかった人たち
・満足できない人・あきらめられない人
・劣等感から逃れるためにモノを求める人
・幸せじゃないのは他人のせいだと思っている人
・悪いのは自分ではなく運だと思っている人
・つい嘘をついてしまう人
・才能があるのに幸せを感じられない人
・自分のほうがましと喜ぶ人
・なすびを見て気分が晴れる人
・子どもをブランド校に入れたい教育ママ