エルトゥールル帝国の後宮で、皇太后に仕える女官・エミーネ。貧しい家に生まれた彼女は、煌びやかな後宮で常に目立たぬようにふるまってきた。しかし、母親のような存在であるナディデを救うために、バヤジットの間諜(スパイ)になることを決意する。
バヤジットとともに帝都のお祭りに参加したエミーネ。薄暗い後宮しか知らなかった彼女には、目に映るすべてが明るく美しかった。そして、バヤジットの「君を必ず後宮から出す」という約束に、エミーネは心を動かされていく―――
講談社X文庫ホワイトハートの超話題作、エルトゥールル帝国シリーズがコミカライズ!!オスマン世界を舞台に贈る、身分違いの禁断ロマンス!!