『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』『ぼけますから、よろしくお願いします。』……話題作の数々はこうして生まれた。第一線監督の明かす実践的制作術。作り手をめざす人、現役のテレビ・映画人、そしてドキュメンタリーを愛するすべての人たち必読!是枝裕和監督推薦。「大島新のこの等身大の自伝は、自身の制作過程を丹念に辿りながら、むしろそこには自らを鏡にした映像制作史が映し出されている。同じ時代を彼とは少しだけ違う場所で生きて来た私にとってはそのことが大変興味深かった。ファインダーの外側を捉える目を持つ彼は、きっと生来のドキュメンタリー作家なのだろう。」