【本作品は同人誌となります】「燕嵐閨中顧話・後伝」の続きです「燕嵐閨中顧話」「燕嵐閨中顧話・後伝」を読んでいることが前提の話になっています表紙+本編91P+あとがき1P+タイトルなし表紙【登場人物】◆春燕(しゅんえん)商業で成り上がった異民族商人の部族長の娘。追放され不遇だった部族の安全と引き換えに、顔も名前も知らない男に嫁いだはずが、その相手は幼い頃よく遊んでいた「泰嵐」だった。都に連れてこられ、太子妃と呼ばれる身分になった。大好きな「学び」に勤しんでいる。元は勝ち気な性格で、幼い頃は異性としてちょっと気になる泰嵐を、弟分のような目線で見ていた。◆泰嵐(たいらん)南安国と呼ばれる大国の皇帝の息子。現在は太子と呼ばれる。病弱だった幼い頃、都の政争から逃れて療養していた先で春燕と出会う。一目惚れだったが、自らのわがままが原因となり、春燕らの部族を追放させ、離れ離れになってしまう。都に戻り成人した後、やや強引な方法で春燕を迎えた。喜怒哀楽はあるが、顔に出にくくなった。春燕よりも年上。■総ページ数:96ページ