【書籍説明】
噂のLGBTQ+!?
最近セクシャリティーやジェンダーの研究が急速に発展して、日常生活でも頻繁に話題に上るようになりました。
皆さんも職場や学校で、「それか」と察した誰かの対応に困ってらっしゃいませんか?あるいは、今まで無自覚に傷つけてしまったかもと心配になっているかも知れません。
セクシャリティーの情報が増えるその一方で、差別を避ける意味でも、
今までの古い対応の問題点をあげつらった「これはダメ」、「あれは差別だ」とバッサリ切り捨て型の「べからず集」みたいな情報も溢れていますね。
確かにLGBTQ+の誰かに本音を聞けば、結果を言えば「べからず集」ができ上ります。
でも、ちょっと待って!
片方の本音を丸のまま守るのが、異なる者同士のコミュニケーションのベストでしょうか?
少なくとも常識や価値観が違うものが触れ合う以上、どんなに気を遣っても摩擦は起きるのが普通ではないでしょうか?
相手のことを理解して気遣った上で、本音はこうだよと話し合うのも非常に大切ですし、そうでなければ核心に触れる深い友情は生まれません。
それに過度に相手に気を遣った付き合いは、いつか我慢や不満が爆発し、瓦解します。
マイノリティーに属する人たちも、もっと人に理解してもらいやすい説明や説得ってないの!?と思っていませんか?
本書で覚えて欲しいことはストレートには
「どちらも悪くないことを認める」
「人を身体的性別で見ない」
「つかず離れず」
「未知に踏み込み過ぎない」
「逃げ道を残すのはエチケット」
「ノリを強制しない」の6つ。
マイノリティーには
「セクシャリティーを強調しない」
「人権の話にしない」
「解決策の運営には自分たちも関わる」
「軽くかわす」
「自他のセクシャリティーを時には客観視せよ」の5つだけです。
これらのポイントを抑えるだけで、マイノリティーもストレートもトラブルを避け、友情を保って生活できるようになるのです!